ちょいテレ・フルで動作異常
2010-01-06
気軽にノートパソコンで地デジ放送が見れるということで、年末から人気の「BUFFALO USB2.0用 地デジチューナー ちょいテレ・フル DT-F100/U2」ですが、多くのUSB機器と同時に接続している場合、USBポートが電力不足となる危険性があります。
電力不足によって、以下のような不具合が起こることが確認されています。
動作異常の例
- デバイス(DT-F100/U2)を認識しない
- 同じUSBハブに繋いでいた場合、いままで認識していたその他のUSBデバイスを認識しない
- デバイスをUSBポートに差して認識した途端にPCが暴走する(キーボードを勝手に操作する、システム終了するなど)
- 視聴ソフトの「PCast TV for 地デジ」を起動した途端にPCが暴走する
USBポートが供給できる電力を確認しよう
自分のノートパソコンのUSBポートがどれくらいの電力供給までサポートしているかを確認するには「デバイスマネージャ」を見てみましょう。
デバイスマネージャで表示されたリストの「USB (Universal Serial Bus) コントローラ」の横の「+」をクリックすると詳細リストが表示されます。 その中の「汎用 USB ハブ」という項目がUSBポートを表します。
項目を選択して右クリックで「プロパティ」を選択すると、プロパティウィンドウが開きますので、その中の「電力」タブをクリックします。 すると、以下のような画面が表示されると思います。
上の「必要な電力」の合計が「使用可能な電力の合計」を上回っている場合は明らかに電力不足であるということになります。 この場合だと100mA不足していることが分かります。
DT-F100/U2をバスパワーのUSBハブ経由で繋がない
プロパティウィンドウの「BUFFALO DT-F100/U2 Video Capture」欄の「必要な電力」を見て分かるように、DT-F100/U2は他のUSBデバイスと比較して多くの電力を消費します。
他にも大容量の電力を消費する外部デバイスは沢山ありますが、ACアダプター経由で電力を供給できるなどの対策が取れることが多く、問題ないことがほとんどです。
DT-F100/U2には外部電源による電力供給の方法がないので、PCか、USBハブから電力をもらうしかありません。 ですから、対策としては次のようなものになります。
- パソコンのUSBポートに直接つないで、他のUSBデバイスに電力を取られないようにする
- AC電源供給形のUSBハブを利用する(バスパワーに頼るのを止める)
※デバイスは認識したけど視聴ができないトラブルの方は、レビューの記事も参考にしてみてください。
2010-01-06