microUSB-Lightning変換アダプタ、純正品と互換アダプタの違いは何か?

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iPhoneのバッテリー不足の対策としてモバイルバッテリーを購入しても、付属していないことの多いLightningケーブル。 その対策としてmicroUSB端子とLightning端子を変換するアダプタが別途必要になるのですが、Apple純正のものが異常に高い(1,890円)。

一方で、互換性のある安価な変換アダプタも出回っており、例えばPLATA社製のものは送料込みでなんと1/4以下の398円で入手できます。

しかし、Amazonのレビューを見ると互換アダプタに対しては酷評の嵐。 「すぐに充電できなくなった」「大きすぎて差し込めない」「接着が外れて基板がむきだし」といった恐ろしい書き込みも多く、つい購入をためらってしまいます。

そこで、Apple純正のmicroUSB-Lightning変換アダプタと、サードパーティ製(PLATA社製)を両方購入して比べてみることにしました。

パッケージや付属品はさすがに純正品の圧勝

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届いた郵便物を開けてみると一目瞭然。 Apple純正品はよく見慣れた白い箱に製品の写真がプリントされていて「さすが」と思わせます。 中身も保証の説明が書かれた紙や、製品自体を固定する台紙があって、安心感があります。 さすが高価(高すぎる)なだけはあります。

いっぽうPLATA社製のものは透明なビニールの袋に注意書きの紙といっしょに入っているだけ。 環境には優しいのですが、純正品と比べると一抹の不安がよぎります。

ちなみに、注意書きには「万一、コネクタ部分が熱くなった場合には、一度使用をやめてください。」と書かれてあります。

異常に大きいPLATA社製のアダプタ

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サイズを比べてみると、こちらも一目瞭然。
PLATA社製のアダプタが1回り大きいことが分かります。
また、金属端子の付け根に黒い部品が挟まっており、これらの特徴によってiPhoneケース等との干渉が起こりやすくなっていると思われます。

接触部分の金属端子の形状が若干異なる

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最も重要な部分である金属端子は、よくみると形状が若干異なることが分かります。

写真は上の2つがApple純正品の表と裏。 どちらも見分けがつかないほど同じ作りです。 いっぽうPLATA社製のものは裏側に接合部とみられる溝がありました。

microusb-lightning-adapters-edges.jpgまた、白いプラスチックのエリアも純正品は金属で囲まれています。

PLATA社製のものは先端部分のプラスチックがむき出しになっており、手荒な抜き差しの繰り返しをしていると劣化するようにできているようです。

純正品は端子のサイドに刻印あり

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これはよくよく見ないと分からない箇所なんですが、純正品の端子のサイドに「China」の刻印が見つかりました。 そして、PLATA社製のものと比べると若干丸みがあります。

純正品の精巧さを見ると、次第にあの値段も妥当なのかも…と思えてきました。

micro-USB端子の差込口にも違いが

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micro-USB端子の差込口を比較してみると、2つほど違いが見つかりました。

1つは、micro-USBケーブル側に差し込まれる内部端子の色がApple純正品の白色に対し、PLATA社製は黒い色をしています。 もう一つは意外だったのですが、接続口の内周面がPLATA社製の金属面に対し、純正品はほぼプラスチックだったことです。

差込口はPLATA社製でも純正品とそれほど品質的に悪そうな箇所はありませんでしたが、注意書きにあった「コネクタ部分が熱くなる」というのは、この金属部分に原因があるのかもしれません。

モバイルバッテリーから充電し、電流測定

最後に、実際に充電してみて違いがあるのかどうか調べてみることにしました。

構成としては、品質に定評のあるANKER社製のモバイルバッテリー「ANKER Astro Slim2」のmicroUSBケーブルに双方のアダプタを接続し、画面OFF時、起動時、Youtube動画再生時の電流供給状況(アンペア/秒)を測定。
※測定機器は「センチュリー USB Power Meter USB電圧測定器 Centech CT-USB-PW」を使用。

Apple純正品 PLATA社製品
画面オフ時 0.87~0.90 0.90~0.92
画面オン時 0.96~0.98 0.96~0.99
youtube再生 0.97~0.98 0.97~0.99

実験の結果、ほとんど違いは見られませんでした。

というわけで

これまで見てきた感想としては、やはりApple純正品のハードの作りが頑丈に出来ていると感じました。 ただ、PLATA社製のアダプタも機能自体は問題はないので、丁寧に扱うことで一定期間は問題なく使用できると思います。

特に気をつけていただきたい箇所としては、PLATA社製のアダプタは接続時の端子の先端部分が非常にデリケートに出来ているため、慎重に取り扱ったほうが良さそうです。


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2013-08-15