NAS-01Gの突然の日本語ファイル文字化けに対処する

2014-04-18

自宅ではNASストレージとしてPLANEX社の「NAS-01G」を利用しているのですが、電源の落とし方がまずいと、当初の設定がリセットされてしまうことがあります。

特に困るのが日本語ファイルの文字化け問題で、ネットを漁ってもあまり有用な情報が出てきません。 そこで個人的に対処法をまとめておくことにしました。

管理画面へのアクセスはadmin + password で

ブラウザで閲覧できる管理画面のログイン情報もリセットされるので、IDを「admin」、パスワードを「password」でログインします。

ユーザーやフォルダを作成しなおし

独自のフォルダやアクセス権を持つユーザーなどをカスタムで作成していた場合もリセットされているので、管理画面で再度作成します。 最初は「フォルダが無くなってしまった!」とびっくりしますが、消えていないので冷静になりましょう。

USBでさらに外付けHDDを接続していた場合も、フォルダをドライブ名に割り当ててやるとちゃんとマウントされます。

日本語文字化けをtelnetで修正

いちばん大変なのが、この日本語ファイルの文字化け問題なのですが、これはNAS-01Gに入っているsambaというファイル共有サーバの設定(smb.conf)の書き換わりによるものです。

これを修正するには、NAS-01Gにtelnetでログインできるようにしなければいけません。 telnetのサーバを立ち上げる方法についてはこちらがいちばん詳しいようです。

無事にtelnetでログインできるようになったら、/etc/smb.conf を vi で開いて以下のように修正します。

# vi /etc/smbbs.conf
-----------------------------
...(略)...
# coding system = sjis
dos charset = CP932
unix charset = UTF8
display charset = UTF8
...(略)...
------------------------------

できたら、smbを再起動します。

# /etc/smb restart

これで、再度共有フォルダにアクセスすると日本語文字化けが直っているはず。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

2014-04-18