クライアントに優先順位をつけるかんたんな方法
2009-10-12
今読んでいる「パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す」という本で、参考になったところがあるので紹介。
ビジネスの相手、とりわけクライアントさんが複数いる場合(たいていは複数あると思いますが(^-^;;))、どのクライアントが自分にとって最優先にすべきかというのは、意外と悩みどころですよね。
いっぽうで「選んでいる余裕は無い!」という意見も当然あると思いますが、長期的にみて自分もクライアントも満足いくような重要な関係を築いていきたいと思っている場合は、状況に流されずにクライアントのタイプを冷静に認識することも必要です。
「パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す」の「パーソナルブランドの洗練」という項目では、それを分かりやすく順位付けする方法が書いてあります。 ちょっと自分なりにアレンジしてやってみたことを書いてみますね。
クライアントのリストアップ
まずクライアントをリストアップします。 これはあなたが過去1,2年の間に取引を行ったクライアントをすべて抜き出しましょう。
判定用の質問リスト
次に、それぞれのクライアントがあなたにとってどういうタイプかを以下の質問に当てはめてください。 これは、該当する質問(しそう)であればクライアント名の横に「正」の字を1本づつ書き足していきます。 投票みたいなものですね。
- どのクライアントによって高い時間単価が得られるか。
- どのクライアントによって(他の顧客の)紹介が得られるか。
- どのクライアントが自分のワークスタイルを受け入れるか。
- どのクライアントが自分に富をもたらす可能性を秘めているか。
- どのクライアントの人々と取引をするのが楽しいか。
- どのクライアントがライフスタイルやパーソナリティ(人格)の面で自分と共通性があるか。
順位付け
「正」の文字が最も多かったクライアントを「1」とし、以後順に番号を振っていきます。
このとき、もし同じ数が出たら「いま自分との距離が離れているクライアント」を上位にもってきます。
なぜならこれは「なるべくコンタクトを取るべきクライアントの優先度」ですので、疎遠になりつつあるクライアントが自分にとって重要であれば、また接近する必要があるためです。
けっこうシンプルなやり方ですが、実際やってみていろいろ気づかされるものです。
例えばノートに書くと以下のようになります。 参考にしてみてくださいね。
2009-10-12