書評:快適 Webクリエイター生活

2010-02-28

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実は数年前に購入したものなのですが、改めて読み直して今でも古さを感じさせない良書だなー!と思ったのでご紹介。

これから「独立しよう」と思っているクリエイターのための本

「独立開業の~」といった感じで独立して仕事をする場合の心構え等を書いてくれている書籍は世の中に溢れています。

一方、本書「快適・WEBクリエイター生活 フリーで年収1,000万円稼ぐ方法」は著者自身が成功しているクリエイターの一人であり、本人がWeb案件の受注~料金回収までに経験してきた失敗を包み隠さず書いてくれている点で他の独立開業本とは異なっています。

私自身、独立している制作者として読んでみても、書いてある事がとにかくリアルです。

受注する際の危険なニオイや失敗を事前に回避する方法など、仕事を始めるにあたって心配になってくるような内容が解決法も含めて書いてあるので、これからフリーランスとして独立しようと考えているWebクリエイターにとっては必読と言えるのではないでしょうか。

Web制作の成功は「人との接し方」で決まる

こんなことを考えている方、いらっしゃいませんか?

「そろそろ技術力もついてきたし、Webで独立して稼ぎまくってやるかな」

残念ながら、失敗への道を突っ走ることになるでしょう。

私自身の経験もそうだし、本書が読者に一番伝えたいことでもありますが、Webクリエイターで独立して生計を立てるために最も大事なことは「人との接し方」です。

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もちろん技術力は強力なアピールポイントです。
それには疑う余地がありませんが、決して技術力が「第一」ではないのです。

例えば本書に出てくる「忙しい時ほどマメに連絡する」「電話よりもメールでやりとりする」「ルックスにこだわる」など、経験してみると分かりますが、接客経験が少ないプログラマーやコーダーなどにとっては「なんで?」「ちゃんと作ってあればいいでしょ?」と思うような事だと思うでしょう。

でも「独立」とはそういうことではありません。

仕事相手はあなたの人間性も含めて「商品」として見ているのです。
連絡が遅れれば商品価値は下がるし、あなたの見た目が悪いと商品も悪いのだろうと思ってしまうのです。

それが人というものです。

まとめ

技術力は大事ですが、コミュニケーション能力を磨いて良い人脈を作っていくことは、その10倍も100倍も大事なことです。

本書はそういった意味で、これから独立を始める人だけでなく独立して数年経った方にとっても、改めて読み直すことでいろんなことに気付かせてくれる本だと思います。

ただ、サブタイトルにある「フリーで年収1000万円稼ぐ方法」というのは見込み読者の目を惹きつけるために付けられたものなので、それ自体には期待しないようにしましょうね。

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2010-02-28