フリマに出して良いもの、出さないほうが良いもの
2010-03-29
昨日でようやくフリマ歴3回目になっただけのド素人ですが、自分たちで売りながら、周りを見ながら、それなりにいろいろなことがわかってきました。
今日はそんなフリーマーケットで出した方が売れるものと、出してもあまり売れないものについて書いていきたいと思います。
食べ物、飲み物=○
周りを見ていると、やっぱり食べ物や飲み物は強いですね。
冬の焼き芋やフランクフルトなどは「温まりたい」と思うからか、飛ぶように売れていきました。 夏のアイスなんかも同様に売れていくと思われます。 ただ、個人がやるには許可の手続きや設備が大変すぎるので実現は難しいでしょう。
気候の変化にそれほど影響を受けない食べ物はどうなのかは、経験者の感想が聞きたいところですね。
服=○
服はネット販売では分からないことがたくさんあるので、フリマに向いています。 着なくなった古い服や福袋などでゲットした服などフリマに出してみましょう。
CD・DVD=△
みんなが知ってて人気があるもの=○
典型的なものとしては「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」といったスタジオジブリのアニメDVDシリーズ。 でも、これはAmazonのマーケットプレイスでも高値がついて売れているようです。
ただ、集客力はあるので、これらを展示しつつ他のものもアピールするという手段などでいろいろ活躍してくれると思いますよ。
みんな知ってて人気がないもの=×
人気がないものは売れません。 みんな「あーこれ知ってる~」くらいの反応で通り過ぎていくだけです。
みんな知らないけど人気があるもの=×
これはフリマの規模にもよるでしょうが、大規模なものではない場合、その商品の価値を分かっている人がどれくらい前を通ってくれるでしょうか? おそらくほとんどいないでしょう。
典型的なものとしては「ヤン・シュヴァンクマイエル」などの、ややマニアックな作品が該当すると思います。 こういったものを高値で売るにはAmazonのマーケットプレイスが良いと思います。
コラム:売りたい商品は目線の高さよりやや下に
お客さんは自分にとって見えやすい位置のものをよく見る性質があります。 あなたがよく行くデパートやコンビニの商品棚を思い出しましょう。 下にあるものはしゃがんでみたりと以外と苦労しますよね。 フリマでも同じです。 よく見て欲しい商品・売りたい商品は、テーブルを使ってお客さんの目の届きやすい高さに置いてみましょう。 あなたがセールストークをする時もお客さんの目線の高さが変わらないので、あなたの顔を見ながら商品を眺めてくれる可能性が高いですよ。
本=×
ここは敢えて×にしてみました。
本がどうしていけないかというと、その商品についての事前情報があまりに少なすぎるからです。 その本が良いものかどうかが分からないので、お客さんはその本を買っていいものかどうか判断できないのです。
本の価値判断の基準は?
あなたが本を買う場合、何を基準にしますか?
当然、その本が自分に合っているかどうかですよね。 快適な空間で、時間があればゆっくり本を読みながら自分に合っているかどうかを調べることができます。
また、実物を手にとって読む環境になかったり、時間がなかったりた場合はAmazonや書店の売上ランキングなどで「みんなが買って、満足している本」であることを認識して買っているのではないでしょうか?
フリーマーケットの場合は大抵、時間がありません。 ゆっくり読んで評価することができないんですね。 そうなると手っ取り早い何らかの客観的な評価がないといけません。 でもその情報が手に入らない…
結局、お客さんは「買わない」という判断をすることになります。
書店やAmazonランキングに載っている本=○
本の中でも、すでに評価が高く、現在売れていることがはっきりしている本は売れます。
たとえば、どの書店でも売上ランキングに載っている本やAmazonのランキングにある本など。 これらはお客さんがすでにその価値を把握しているので、あとは自分が欲しい本があれば売れます。
本は重いよ!
最後に、本は予想以上に重いですよ。 8割がた、また持って帰ることになります。 そのあたりを考えて出品してくださいね。 私の結論は「Amazonマーケットプレイスを利用するのが懸命だ」ということです。
なんでもかんでもフリマに出さないこと
フリマ=時間泥棒
フリマはとにかくあなたの時間を消費します。 小銭の準備、売り場の設営、売れるかどうか分からない商品の梱包や移動や陳列+POP書き、終わった後の片付け。
はっきり言って効率は悪いです。 ヤフオクやAmazonマーケットプレイスがいかに効率的な販売方法であるか、つくづく実感しました。
あなたの店のブランド力は?
出店する場合は、あなたのお店に他のお店にはない特徴を持たせましょう。
なんでもかんでも雑多に置くのではなく、ちゃんとコンセプトを持って「こういう客は、このコーナー・特集に惹かれるはずだ」という狙いで商品を並べましょう。
2010-03-29