「社長は会社を『大きく』するな!」をプログラマーが読んでみた。

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久しぶりに自分のビジネスのやり方とシックリくる考えの本を読んだ気がするなぁ~。

会社を立ち上げてないと読んでも意味ないかと言えば、全然そんなことない。
自営(個人事業主)でもバッチリ当てはまる、というか、ビジネスのやり方から見てみれば自営業だって「小さい会社」のようなものだからです。

大きい会社はデメリット多し

周りの社長さん達と話をするにつけ、何かと「売上が上がったら人を雇って…」とか「人が増えるから広い事務所に引っ越して…」という意見をときどき聞くんだけど、「起業したら大きくしないといけないの?」「だったらイヤだなぁ~」って思ってました。

正直、大きくするメリットよりもデメリットのほうが多いと思うんですよ。
特にIT関係なんかそうだと思いますね。
業界の進歩のスピードについていくには身軽が一番ですから。

受注型で新規案件をどんどん取ってこないといけない所なんかは仕方なく大きく(というか人数を多く)していかなといけないのですが、このパターンは人件費が増大していくわ、コミュニケーションがどんどん鈍っていくわで破綻への道を一直線ですからね。

社長は会社を「大きく」するな!」はそういった、会社を大きくすることによる様々な弊害と、逆に小さいままでいることの様々なメリットを具体的に説く内容になっています。

コンセプトはズバリ「小さい会社で大きく儲ける!」

著者は多くの会社の財務状況を周知している税理士であり、また本人も従業員を抱えることによるデメリットを肌で感じ、苦労して小さい会社にして成功を収めています。

語られている内容は著者の職業柄か、具体的な数字を挙げた経験談が多く、それも多くの会社を見てきた統計から出されたデータであるため、信ぴょう性が高いです。(例えば粗利の分配の割合を4:4:2にすることとか、理想的な利益額が分かる公式とか)

主に財務情報に重点を置いた内容になっていますから、本書を読むと自分のビジネスの将来像を数字を使って組み立てていくことができるようになりますね。 曖昧で根拠もなしに「月収これぐらいあればいいかな~」なんて考えてる人には良い刺激になるでしょう。

そして、財務状況をどのようにすれば良いか分かってきたら、自分の今の仕事のやり方と、将来の方向性について具体的に考えていきましょう。
ただ何となく読むんじゃなくて、ちゃんと自分の今のビジネスに当てはめながら読んでいくことをお勧めします。

本書に「会社を大きくすることによる社会貢献の活動から逃げている」という批判があるようですが、まずは小さく成功するという経験が何よりも重要だと思います。
それから次の「小さいまま成功しつづける」「会社を大きくして成功する」というステップを踏んでいけば良いのではないでしょうか。
あと、「会社を大きくして成功する」という人は「小さいまま成功しつづける」人よりも圧倒的に体力、精神力、時間を消耗するので、誰にでも出来るものではないと思いますね。

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2013-01-05