レビュー:UIデザインの基礎知識

uidesign_kiso.jpg

普段何気なく行ってしまいがちなユーザーインターフェースのデザインに警鐘を鳴らしてくれるありがたい本。

入社当時、上司に怒られまくった

まだプログラマー駆け出しのころ、ソフトウェアのUIを作っていて上司にめちゃくちゃ怒られた経験があります。

上司: なんで「はい」ボタンがこんなところにあるの?
私: 「なんとなく...」
上司: 「このボタン、ダブルクリックしたらどうなんの?」
私: 「えーと...ダブルクリックは止めてください。」

分かりやすく言うと、こういう「やっちゃいけないこと」を避ける方法が載ってる本です。

お客さんにちゃんと理由を説明できるUIデザインを

常にユーザーインターフェースデザインをやってる人は当たり前の知識かもしれませんが、クライアントやお客さんにデザインを説明するときに論理的にデザインを説明できないと、このように困ることになります。

デザイナー 「これがユーザー登録のデザイン画面です。」
クライアント 「うーん、この『登録』ボタンはこっちにあったほうがいいなぁ」
デザイナー 「そうですかねぇ(デザイン変更は勘弁してほしいなぁ...)」
クライアント 「問題ないですよね。 うん、変更しましょう。」
デザイナー 「...はい」

なぜそうデザインしたか、異なるデザインにするとどうなってしまうのかをちゃんと説明できないと、ちょっとした意見に振り回されることになります。

よく議論になるテーマ

  • かな系と漢字、その使い分け
  • アイコンと文字、その使い分け
  • 初心者向けと熟練者向けの操作体系の違い

こういう時のためにも、本書のようなUIデザインの基本原則を認知心理学の点などから解説してある書籍は非常に役に立ちます。 特に初めてソフトウェアをデザイン設計する人は読んでみると良いでしょう。

まとめ

1つ注意ですが、経験者向けの具体的な業種に絞った具体例や、アクセス解析に基づいたUI改善のような若干高度なテーマは載っていません。

あくまで、基本的なUIデザイン用のインターフェースとその使いどころを論理的に解説するところに重点が置いてある書籍なので、熟練者は別の書籍をお勧めします。

このページをシェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

2010-07-11