スポーツ観戦で慌てて双眼鏡を購入する人向けにアドバイスしてみる
2012-11-04
私事ですが、先日「第66回全日本体操競技団体・種目別選手権大会」を観戦してきました。 ロンドン・オリンピックのメダリスト達が大勢参加する大会とあって、大盛り上がりでしたよ(^-^)
場所は代々木第一体育館でしたが、こういった広い会場のスポーツ観戦においてかかせないのが「双眼鏡」です。 そこで、初めて双眼鏡を購入した私の経験からアドバイスをいくつかしてみたいと思います。
実視界(見える範囲)のなるべく広いものを
双眼鏡というと、ついついズーム(倍率)の性能に目が行きがちですが、倍率が高いものは実視界が狭くなっていることが多いです。
私はVixenの「ジョイフルH6×18 12746-7」で倍率6倍、実視界が8.0°のものを選んだのですが、床運動で動きまくる選手を何分も追っていたら、軽く酔ったような感じになってしまいました。
実視界が8.0°でもそうなってしまうのですから、レンズの口径を21mmにしてもっと実視界が広いものを購入すべきだったかな~と思っています。(まぁ、安かったから↑の機種を選んだんですけどね(^-^;))
どんな双眼鏡でも何分も見続けていたらダメでしょうけど。
室内競技では倍率よりも明るさが大事
次の選ぶ要素は倍率でしょう、と言いたいところですが、体育館などで行われる競技では倍率は6倍以上あれば良いと思います。 それより明るさが大事です。 倍率が高いのに安い双眼鏡にありがちな特徴なんですが、覗いてみるとぼんやり暗いんですよね。
双眼鏡から目を離すとすごく明るく見えるものですから、双眼鏡を覗くのがだんだんイヤになってきます。 結局最後は使わないまま観戦…ということになりかねません。
私がビックカメラで物色して購入したVixen H6x18で明るさが9.0でしたから、最低これぐらいはあったほうが良いかと思います。
会場に向かう途中では買わない
観戦日当日になって「あ~!双眼鏡買うの忘れた!」「まぁ、大丈夫じゃない?途中で買えば」。 これは死亡フラグです。
なぜかというと、まず良い双眼鏡は大きな家電量販店やアウトドアショップに行かないとなかなか手に入りません。 私は経堂から代々木第一体育館に向かったのですが、小田急沿線に良いお店がありませんでした。
実は前日にダイソーに行ったのですが、倍率2倍の役に立たない代物しか置いてありませんでした。 100円ショップで買うのはやめましょう。
そこで泣く泣くビックカメラ新宿西口店まで行ったんですが、沢山ある製品を手にとって比べてるとなかなか良いのが決まらないんですよね。 時間がどんどん過ぎていきます。 当然大会には遅刻してしまいました。
そこで以下のアドバイス。
- 手にとって比べたいなら、観戦当日はやめる。
- Amazonや楽天などでレビューを信じて前日までに手に入れておく。
これを機にいろんなスポーツ観戦もしてみたいな~と思っている人はあんまり妥協せずに、最初から良い製品(といっても1万円程度)を購入しておくのが良いかな~と思います。
せっかく時間とお金をかけて観に行くわけですから、後悔のないような双眼鏡を選ぶようにしてくださいね。
2012-11-04