数学嫌いは要注意。「はじめての人工知能」レビュー

Excelのサンプルで手軽に人工知能のしくみを学べる「はじめての人口知能」という本が出ていたので早速購入して読んでみました。

「やさしい」ではなく「はじめての」という所に注意!

この本のタイトル「はじめての」という箇所と癒し系の表紙で、文系の(というか数学が得意でない)人もついつい「簡単そう」とおもってしまいがちですよね。

でも「はじめての人工知能」は「高等学校の数学まで身に着けている人が『人工知能』というものはどのような理論(計算式)で実現されているのかを理解するための本」です。

ですから、高等学校の数学理論(行列、総和、集合など)がその解説もなく当たり前のように出てきます。

私もまだ「2章 ニューラルネットワーク」の「パーセプトロン」や「ホップフィールドネットワーク」の所を読んだだけですが、そういった計算式があちこちに出てきて困りました。

しかし読む価値はある

ハードルを上げてしまって何ですが、この本は文系プログラマーが漠然と感じている「高度な数学はどんなところで使われ、何の役に立つのか?」という疑問に答えてくれる本に感じます。

Excelで実際の動きが見られるというのもいいです。VBAで書かれてるので他の言語(JavaScriptなど)に置き換えることも可能ですし。

数学を学び直す入り口

統計学の標準偏差・標準誤差などもそうですが、こういった役に立つ入り口がないと、漠然と「自分には関係ないや」と思うんですよね。

そうなると問題をネットで調べてただコピペして安心するようなダメプログラマーに陥ってしまい、それこそ人工知能に置き換わっても問題ない人間になってしまいます。

私を含め、ぜひこの本を読んだプログラマーの方々には、この本に出てくるような理論を駆使して役に立つプロダクトを生み出して欲しいと思います。

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2016-03-22