糖質制限向けのお菓子作りレシピ本を見て実際に作ってみた。
2016-03-29
花粉症対策で糖質制限中のワタクシ(男)ですが、大のお菓子好きでもあります。
当然、スーパーやコンビニに売ってあるお菓子を食べることができず、別の意味で非常に辛い時期なのであります。
糖質制限を極めていないまでも、若干低糖質寄りなお菓子も売ってあるにはあるんですが、自然食品店や高級スーパー・コンビニでないと手に入りにくく、さらに通常のお菓子に比べてはるかに高額で、日常的に食べていてはお金がすぐに無くなってしまいます。
「これは自分で作るしか無い!」と思い、書店で「糖質オフだから毎日食べてもふとらないお菓子」というそのものズバリな本を発見!
糖質オフのクッキー!(サブレ)
クッキーは「ミルクサブレ」という名前でありました。
小麦粉たっぷりのお菓子の代名詞であるクッキーをどうやって作っているのかと思ったら、ポイントはアーモンドプードル(アーモンドを砕いて粗い粉状にしたもの)を使うのだそう。
アーモンドのカロリーは100gで598kcalと高めなのですが、その成分の多くは脂質で、炭水化物が少なく、その炭水化物中にも食物繊維が豊富に含まれているので、血糖値を急上昇させません。(参考:グリコ公式ページ「アーモンドに注目!」)
さっそく材料を成城石井で揃えました。
ちょっとチョコ味が欲しかったので、カカオ分40%のチョコチップを埋め込んでみました。
チョコチップなしだと100gあたりの糖質量が通常のクッキーの9分の1(4cmの三角形で1枚0.9g)という素晴らしさ!
ちょっと甘さが控えめの味なので甘めのサブレにしたい場合はラカントS(エリスリトール)を少々多めに入れてみるといいかも。
アーモンドプードルのザクザクした食感でクッキー感が出ていて非常に満足!
この本は、小麦粉や砂糖といった血糖値を急上昇させる材料を使った類似品との糖質量やカロリー比較がちゃんと載っているので、どれだけ低糖質が実現できているのかも分かるようになってます。
傑作!糖質オフのティラミス
これは作ってみて非常に感動した一品「ティラミス」。
板ゼラチンやクリームチーズ、エリスリトール、卵黄、卵白、白ワインなどを駆使して作ったんですが、驚愕の美味しさです。
しかも1人分の糖質量がなんと1.3g!(類似品は14.9g)
上に乗っかってるいちごはレシピにありませんでしたが、果物の中では低糖質の部類(100gあたり7.9g=7個~10個)なので、2個使っても2gいかないくらいでしょう。
メジャーなお菓子レシピは大抵載ってます
他にも、マフィンやマドレーヌ、フィナンシェ、プリン、ムース、アイス、ホットケーキ、チーズケーキ、ガトーショコラ、パウンドケーキ、シフォンケーキ、タルト、デコレーションケーキなどが豊富に掲載されています。
また、これらのお菓子を作るための材料についても、糖質的な観点での説明がされていて安心できます。
巻末には購入方法についてもちゃんと書いてありました。
お菓子作りをいままでやったことがない私でもだいたいうまく作れたのでオススメですよ。
2016-03-29