ぜひナガノパープルの美味しさを伝えたい。
2017-10-07
みなさん「ナガノパープル」という種類のぶどうを食したことはおありでしょうか?
もうね、私ぶどうが大好きでして、リーズナブルなデラウェアから、超高級なルビーロマンまで20種類以上は食べてきたんですが、その中でもこのナガノパープルがめちゃくちゃ美味しくて1,2を争うほど好きなんですよ。
ナガノパープルとは?
ナガノパープルは長野県のみでしか栽培ができない品種で、とても貴重です。
みなさんおなじみの巨峰と、リザマートという皮ごと食べられるウズベキスタン産の高級ぶどうを交配させてできた品種です。
この2つのぶどうの特徴が合わさって、皮ごと食べられる甘い黒ぶどうになっているわけですね。
手に入るのは9月上旬から10月中旬ぐらいなので、見つけたら即買いの一品です。
価格は、東京の相場で小粒~中粒の房のもので600~1,000円くらい、大房になると1,200~1,500円くらい。
巨峰やピオーネよりも若干高めで、シャインマスカットや翠峰くらいの価格帯ですね。
ナガノパープルはどんな味?
ナガノパープルの皮はシャインマスカットと同じで、皮ごと食べられますが、シャインマスカットが「パキッ」とした張りのある皮の硬さである一方、ナガノパープルはやや柔らかめで「クシャッ」といった歯ごたえです。
種はほとんどなく、そのまま食べられるので食べ過ぎに注意しましょう。
色はかなり黒く、紫というより本当に真っ黒といっても過言ではないくらい黒いぶどうです。
この黒い色はレスベラトロールというポリフェノールの一種を多量に含んでいるのが理由で、抗酸化物質なので体にも非常に良いぶどうなんですね(もちろん食べ過ぎはだめですよ!)。
健康面でシャインマスカットを圧倒しているという点も、ナガノパープル推しのポイントですね。
甘みは巨峰やピオーネよりも甘く、酸味は控えめに感じましたが、シャインマスカットよりは僅かながら酸味があるといった感じでした。
非常にジューシーで、噛んだ瞬間にジュワーッと果汁が口内に広がっていき、至福のひとときです。
果肉はやはり巨峰をベースにしているだけあって、巨峰そっくりです。
皮を取り除いて、種を取り除いてだれかに食べさせたら「ん?巨峰?」と思われるかもしれません。
粒を切ってみました。
ちょっと種が見えますが、食べると分からないです。
見た目は大きめの巨峰と間違えるかもしれませんね。
ピオーネくらいの粒の大きさですが、ピオーネはナガノパープルよりもやや赤みがかった皮の色なので、区別はつくと思います。
欠点を挙げるとしたら、甲斐路のような品種とくらべて軸から取れやすく、皮も柔らかいので痛みやすいところでしょうか。
あんまり揺らさず、洗うときも手荒に扱わないことですね。
買ったらもったいぶらずにすぐに食べる!これが正しいナガノパープルの食し方かなと思います。
ふるさと納税でも手に入るよ
私、今回は「さとふる」という、ふるさと納税サイトで長野県高森町に10,000円寄付させていただき、新鮮なナガノパープルを2kgぶんいただきました!
内容は大粒の房が2袋、中位のものが2袋で合計2kgでした。
もうこれが美味しくて美味しくて…
このブログを書こうと思った次第なのであります。
ああ…長野県の人が羨ましいっ!!
2017-10-07