プロトタイピングは紙の上でやらないほうが良い

2010-05-25

Web制作において、ますますプロトタイプ(実制作に入る前に仮のものを作ること)の重要性が高まっています。

作り始めた端から「思っていたものとは違う」という意見が当然のように出てくるWeb業界ですから、必要なのも当然ですね。

そこでプロトタイピングのポイントを1つ。

プロトタイピングにおいて最近とくに思うのが「リアルに作る」ということの重要性です。

ここで言う「リアルに作る」とは、実際にモニタ上でページがそこに存在しているような見栄えにすることを言います。

紙の上でパパっとデザインして納得いただいても、実際のブラウザで見てみると「なんか違う…」と思われることがよくあります。 それはボタンの配置一つ、その中のラベル一つでも同じで、印象がガラッと変わってしまう。

おそらく人間がページを視認する上で、寸法、レイアウト以外にも「質感」を感じ取っているからではないかと思います。 紙の上ではどうしてもその「質感」が表現できないんですね。

環境上、どうしても紙で書かないといけない場合以外、プロトタイピングでは紙をつかわないことをオススメします。

自分だけのWebサイトではこの限りではありませんが。

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2010-05-25