文系人間が電気を勉強するならこの本!「電気のことが分かる事典」
2016-04-22
突然ですが、あなたはいま「電気」について学ぶための参考書を探しています。
そこで探すときの重要なポイントは何ですか?
「とにかく詳しく書いてあることかな」
「著名な人が書いてることでしょ」
「Amazonランキング1位の本はハズレ無しでしょ」
…うんうん、そういう所も大事ですね…
ちっがーーーーう!!!
「置いてけぼり感をくわないかどうか」でしょ!?
本という先生が、読者という生徒を置いてけぼりにしてどんどん先に進んでいってしまうこと。
これほど残念なことはないでしょ?
しかし、世の中にはそういう本が多すぎる!
特に今回のように「電気」「回路」といったものを学習する場合に置いてけぼり感をくうと、下手すると一生もののトラウマになりかねません。
「ほらな、やっぱり俺は電気と相性が悪いんだ」となり、照明を見るのもイヤになり、人生の大半を損してしまうぐらいの損失です。(大げさ?)
ポイントは仕組みや動きをはっきりイメージできるかどうか
電気という、通常目に見えないものを素人が間違いなく理解をするのって相当に難しいと思うんですよ。
なぜ抵抗の中を電気が通ると熱(ジュール熱)が発生するのか、なぜ電源を並列つなぎにすると電流の大きさは変わらず、2倍に長持ちするのかとか、結果的にそうなっていると言っても「なぜ?」という基本が分からないと応用も効きませんし、間違って機械をぶっ壊してしまったり、最悪、事故につながったりする恐れもありますよね。
だから、とっかかりの最初ほど基本の理解が大事。
私が読んでいる「カラー図解で一番やさしい! 電気のことがわかる事典」は本の半分を占めるぐらい図解が載っているので、言葉で説明されて「?」となっていても、図解を見ることで「そういうことか!」と分かるように作られています。
ですから、常に置いてけぼり感をくうことなく「ほら、こう書けば(描けば)分かるでしょ?」と優しく語りかけるように読み進んでいくことができます。勉強だというのに、まったくストレスを感じません。
他の技術書もぜひ見習って欲しいですね。
2016-04-22