カフェ騒音対策なら「Quiet Comfort 20」
2017-07-17
1人客の悩みの種「カフェ騒音」
仕事で疲れ果てた週末、一人でカフェに行って静かに読書でもして疲れを癒やしたい。
…ところが、向かった先ではママ友たちやおじさんの会話や赤ちゃんの叫び声、大勢の学生たちの騒がしさ。
共有スペースだから仕方ないと思いつつも
「聞きたくないのに耳に入ってくる…ぜんぜん集中できない!!」
と悶々とされている人は多いと思います(私も以前はそうでした)。
そこで私がいろいろと考えた結果、
これだ!
というベストな騒音対策が見つかったので情報共有したいと思います。
前にやってたこと1:イヤホンで音楽を流して軽減
イヤホンを装着して音楽を流し、騒音を軽減するという方法ですが、カフェで勉強中の学生によく見られるので結構メジャーですね。
確かに良い方法なのですが、別に音楽を聴きたくない時や、音楽を流すと集中力が散漫になって本の内容が頭に入ってこないこともあるので、正直一長一短です。
前にやってたこと2:耳栓で外の音をシャットアウト
イヤーウィスパーに代表される、高機能な耳栓を使って騒音を軽減する方法です。
こちらは目立たないためかあまり見かけることはありません。
これも騒音対策としては良いのですが、息抜きに音楽を聴きたいと思ったら耳栓を外してイヤホンに付け替えるという手間が発生します。
面倒なうえ、声をかけられたりしたら結局外さないといけないのでこれも却下。
これですべて解決
Quiet Comfort 20を使う。
私が完璧だと思った方法は、BOSE社の高性能イヤホン「Quiet Comfort 20 アコースティックノイズキャンセリングイヤホン」を使った騒音対策です。
ノイズキャンセリング機能を持ったイヤホンはSONYをはじめいくつかのメーカーから出ているようですが、Amazonレビューやネットの評判を見る限り騒音軽減に最も効果を発揮してくれるのがQuiet Comfortシリーズとのことでした。(ノイズキャンセリング機能を謳った劣悪な物も出回っているので要注意!)
それで、最初に言っておきますが価格は安くはありません(3万円が相場です)。
「は?イヤホンに3万?」と思われると思いますが(私も思いました)、常にニーズがあるロングセラー商品なのです。
以前、楽器仲間の方におすすめで試着させてもらって衝撃を受け、ずっと欲しいなーと思っていた商品だったんですよね。
Quiet Comfort シリーズはBOSE社の長年の音響技術のノウハウがあり、リアルタイムで外の騒音と逆位相の音波を出して無音にするというすごい機能が実装されています。
そのため高機能耳栓のような防音機能を持ちつつも、プロ向け音響メーカーの贅沢サウンドを聴くことができるという、極上の製品なのです。
カフェでQuiet Comfort 20を使ってみた感想
ノイズキャンセリングの効果
エアコンの音やBGM、会話が聞こえるカフェの中でQuiet Comfort 20を装着しただけだとまだ周辺の騒音が聞こえる状態ですが、電源を入れたとたん別世界。
一瞬「シーン…」と周辺が静まり返り、科学的に耳を塞がれたような、なんとも形容し難い静寂です。
その後、よく聞いてみると周辺の会話がコソコソとすごい小声で聞こえてきます。エアコン音やBGMはほとんど聞こえない状態。
一方で、食器の音(コーヒーカップをソーサーに置く音、パンケーキのナイフがお皿に当たる音)は聞こえました。
カフェ店内の案内音声は聞き取れるほどには聞こえます。
ずっと付けていると、どうも不快な音とそうでない音を選り分けて通しているようです。
極端に言ってみれば「うるさい駅前カフェが高級な紳士淑女のカフェに変わる」といったところでしょうか。
音楽を聴かなくてもこのデジタル耳栓効果だけでも十分価値は感じられると思います。
余談ですが、電車に乗っているときもモーター音は聞こえませんが、案内の音は聞き取れるので乗り過ごすことはありませんよ。
リモコンで外界の音が聞こえる魔法のボタン
個人的に一番すごい!と思ったのが、リモコンにある「外の音をイヤホン内に通すことができるボタン」の存在。
これは本当に役に立つ機能で、例えばノイズキャンセリングモードで音楽を聴いていて、誰かに話しかけられたり、ちょっと外の音が気になることがありますよね。
そんなときにこのボタンを押すと大音量で音楽を流しながら外の音が聞こえるんです。
この機能がすごいのは、大音量で音楽を流しながらも外には音声が漏れていないこと。
これ地味にすごくないですか?普通は外の音を聞こうとしてるんだから、こちらが流す音も外に漏れるのが普通でしょ。
それがない。本当に不思議な感覚で、とても役に立つ機能なんですよ。
イヤホンをいちいち外さなくてもいいし、この機能があるからめちゃくちゃ気に入ってます。
イヤホンとしての能力
で、イヤホンの音楽再生能力についてはプロ向け音響メーカーのBOSE社のことですから、素人の私が評価するまでもなく十分な性能です。
特にノイズキャンセリングをオンにした状態での音の広がりと重低音の響きが良いですね。
ロックミュージックやJ-POPといった騒がしいサウンドでも良いですが、クラシックやジャズ、ヒーリングミュージックなど、自宅でリラックスできる音楽を外でも楽しみたいと思っている人にはまさにピッタリの製品でしょう。
読書には自然の雨音がおすすめ
ここまで音楽がー、音楽がー、で書いてきましたけど、私は読書で音楽は聴きません。
音楽は聴き入ってしまう癖があるので、本の内容がぜんぜん頭に入ってこないんですよ。
それで、これもいろいろ試した結果、いちばん良いのが「雨音」。
iOS/Androidでダウンロードできる「Relax Melodies」というアプリがあるんですが、いろいろな音をミックスさせてオリジナルのBGMを作ることができるんです。
そのアプリで「小雨」と「森の雨」を1:1の割合でミックスさせたBGMを「リラックスの雨」と名付けて読書や勉強のときのBGMにしています。
QuietComfort20と組み合わせることで、まるでしとしとと雨の降るホテルのロビーにいるかのような環境が作れるんです。
どんなうるさいところでもめちゃくちゃ集中できますよ。
まとめ
ふだんいつも疲れている人の原因の1つとして、生活騒音(日常的に聞こえている音:人の会話や物音、音楽など)というものがあるのだそうです。
疲れを癒やしにカフェに行っているのに、さらに生活騒音で疲れてしまう、パフォーマンスを上げていきたいのにこれでは全く意味がありません。
周りが変わらないのであれば、自分が変わるしかありませんからね。
年に1回あるかないか、久々に「もっと早く買っておけばよかった」と思える一品。
2017-07-17