PIXTAの写真販売審査で合格するコツ

2009-11-28

pixta_pass_and_fail.jpg

PIXTAで写真素材販売を始めてみました。 いくつか審査で合格や失格したなかで、合格するために気づいたいくつかのポイントをまとめてみます。

ホワイトバランス・カラーバランスは自然なものにしよう

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まず、写真素材全体のカラーバランスとホワイトバランスが大事であるということ。 これはPIXTAの本にも書いてあって、本当かなーと思いつつも審査に出してみたのですが、本当でした(当たり前か)。笑

右の焼鳥の写真はカラーバランスを指摘されて失格した写真の例です。 照明は電球だったのですが、カメラのホワイトバランスモードを「蛍光灯」にしていたために、赤っぽくなっています。

「これはこれで、美味しそうに見えるからいいんじゃないの?」と思ってしまいますが、美味しそうに見せるかどうかは、素材をダウンロードした側が行う作業です。 あくまで撮影側は目に映った「自然な状態」で写真を仕上げて審査を受けるようにしましょう。

不自然な色はPhotoshopなどで色調整

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では、写真をすでに撮ってしまって、もう同じ写真は撮れない場合はどうしましょう。 そうです。 色調整をして自然な状態にします。

Photoshopだと「自動レベル補正」+「自動カラー補正」

色調整機能は画像編集ソフトには大抵備わっている機能ですが、Photoshopを持っている場合は手っ取り早く「自動レベル補正」と「自動カラー補正」で自然な色にすることができます。

上の写真はホワイトバランス・カラーバランスを指摘されて失格になった写真です。 その写真をPhotoshop CS3を使って「自動レベル補正」と「自動カラー補正」を行ったものが下の写真。 ちょっと暗いかもしれませんが、自然な色になっていますね。

調整の順序は、まず「自動レベル補正」を行って、色が飛ばないように出力を調整してもらい、次に「自動カラー補正」を行って適切なホワイトバランス・カラーバランスに調整してもらいます。

これで再審査したところ、無事合格となりました。

撮りたいものを1つに絞ること

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スナップショットと素材の大きな違いは「写真にメッセージ性があるかどうか」です。 これはiStockPhotoの写真の構成についての記事を読んでいて書いてあったのですが、「良い写真にはメッセージ性がある」といいます。

右の写真はその「メッセージ性」を意識して撮影した写真です。 適当に撮影したあとに後付けで理由を考えるよりも、何を伝えたいかを明確にしてから撮影するほうがメッセージ性のある写真が撮れます。

メッセージ性を出すには「近づくこと」

ではどうすれば「メッセージ性」が出せるのか? それは、撮影対象にとにかく近づいて「それしか見えない」ようにすることです。 近づくことで周りの余計なものはフレームから外れ、背景のものはピントがぼけて、写したい対象がより際だつのです。

ただ、これは初心者の基本の「キ」のようなものだと書いてあったので、この基本を踏まえた上で、敢えてそのルールを意図的に破ってみることが「すばらしい写真」になるポイントであるとも書いてありました。 なにごとも基本を踏まえるのが大事であるということですね。

さらに詳しく知りたい方はぜひこちらの本でお勉強しましょう。

2 件のコメント

  • v[hrqd, より:

    審査に合格した、って喜んでいたようですが結局ピクスタで写真なんか売れなかったでしょ?だからその後ピクスタの記事も書いてないわけですよね?

  • 山下こうじ より:

    コメントありがとうございます。
    餃子の写真が少しですが、売れましたよ~。
    でも最近PIXTAは有名になって競争率が激しくなってきていますね。

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2009-11-28