あなたの発信した情報はちゃんとリーチして(届いて)いますか?
2010-07-06
photo By Anonymous Account
毎日パソコンを使っているとついつい忘れてしまうテーマなので、自分への自戒も込めて書いてみます。
インターネット上ではさまざまなサービスが雨後のタケノコのように生まれていますが、ほとんどの人はその存在を知ることはありません。 ちゃんと相手にリーチしていないからです。
いい記事を書いても…
たとえあなたが素晴らしいお得情報を持っていたとしても、それを多くの人に伝えるインフラがなければお宝情報の持ち腐れです。 え? ブログに書く? ではそのブログにはいったいどれくらいの人が毎日アクセスしてくれていますか?
いいサイト(サービス)を作っても…
これはネットサービスにも同じことが言えます。
ネットニュースを毎日読んでいると、ほぼ毎日、新しいネットサービスが生まれています。 作り手からしたら「ライバル会社にも負けないものができたぞ!」「こんなサービスは他にないぞ!」と鼻息荒く興奮しているのでしょうが、その情報はサービスの受け手にちゃんと届いているでしょうか?
リニューアルでもありがち
サイトのリニューアルは、一時的に失敗したサイトの反省点を分析して新たに弱点を克服したバージョンとしてよく登場しますが、これもまたリニューアルの事実をうまく伝えられずに失敗しているサービスをよく見かけます。
そもそも、一度失敗したサービスからは多くのユーザーが離れてしまい、過疎っています。 同じ場所で普通にサイトのリニューアル告知をしたところで、遠くにいる多くのユーザーが気づいてリーチしてくれるとは思えません。
メール送信の安心感と罠
現在ではTwitterを活用しているところもありますが、サイトの更新やリニューアルをお知らせする古典的な方法はメールです。 ぶっちゃけRSSを利用してくれている人は多くありません。 IT業界人には利用者が多いから錯覚してしまいますけど。
あなたの読者のメール受信頻度は?
ではそのメールなんですが、あなたのサイトの読者(ユーザー)のメール受信頻度はどれくらいでしょうか? ここまでちゃんと考えていますか?
パソコン用のメールアドレスだと、一週間受信していない人もザラにいます。 そして溜まったメールを一週間ぶりに受信し、何百件もあるメールのうちの一つにあなたの希望は儚くも紛れて捨てられてしまう。。
これはリーチとは言えません。存在に気づいてさえいないのですから。
リーチ率を高めるには
では情報のリーチ率を高めるにはどうすればいいのでしょうか? ここからは私が個人的に考えた方法を書いてみます。
- 携帯メールに配信する
- みんながメールを送りそうな時間帯を避ける
- ケータイサイトを作ってサイト接触率を高める
- リーチしやすい読者に間接的に伝えてもらう
これでも大事なのは、メールを送信完了した時点で「リーチできた」とは思わないことです。 ユーザーの日常の習慣化したライフサイクルから離れれば離れるほど、リーチの可能性は低くなっていきます。
お仕事から帰ってきたら、ご飯、お風呂、子供の相手、テレビ、明日の準備、友人とのお酒…など、パソコンとは関係ない生活を送っている人も沢山います。
あなたのサイトのユーザー層を考えたときに「どのような生活を送っているのか」をリアルに考えて、情報をリーチさせる戦略を考えるようにしましょう。
ふと思いついた感じで挙げてみましたが、もっと良い方法があったらコメントなどでお知らせくださいな。
2010-07-06