Googleカレンダーを別アカウントに完全移行する方法
2011-09-26
既に多くの予定を入力して運用されているGoogleカレンダーを別のアカウントに移行する必要があったので、その時の作業をご紹介します。
既存のアカウントのカレンダーをまとめてエクスポート
まずは既存のアカウントにログインし、「カレンダー設定」画面からカレンダーをエクスポートします。 この場合、複数のカレンダーを運用している場合は1つのファイルにまとめてZIPファイルになってエクスポートされるので心配しないでOKです。
エクスポートしたファイルはデスクトップにでも保存しておきましょう。
移行先のアカウントでカレンダーを新規作成しておく
次は、新しく移転するアカウントでログインし、これまで運用していたカレンダーを新規作成しておきます。 エクスポートしたカレンダーファイルは、新しくカレンダーを作ってくれるところまではお世話してくれないようですので…
私の場合は4つのカレンダーを運用していたので、デフォルトカレンダー1つを除く、3つを新規で作っておきました。
エクスポートしたカレンダーファイルをZIP解凍
次に、既にエクスポートしておいたカレンダーファイル(ZIPファイル)を解凍しましょう。 すると、これまで運用していたカレンダーごとに「~.ics」ファイルができます。 これを1つづつインポートしていくんですね。
「(ユーザーアカウント名).ics」というファイルはどうやらデフォルトカレンダーのファイルのようです。
カレンダーファイルとカレンダー名を間違えないように確認
ここでインポート前にやっておく必要があるのが、カレンダーファイルとインポート先のカレンダーの紐付けです。
カレンダー名をアルファベットの名前にしている場合は、ファイル名にその名前が冠されているのでわかりやすいのですが、日本語で書いてある場合はファイル名だけでは判断できません。
その場合はTeraPadやメモ帳などのテキストエディタでカレンダーファイルを開いて、以下の文字列がある部分を見て「どのカレンダーファイルがどのカレンダーのものなのか」を確認しておきましょう。
X-WR-CALNAME:(カレンダー名)
移行先アカウントにカレンダーを1つづつインポート
カレンダーファイルが確認できたら、いよいよ移行先のアカウントにログインして、カレンダーファイルをインポートしていきましょう。
「カレンダーをインポート」のリンクをクリックすると、カレンダーファイルの指定と、どのカレンダーにイベントを登録していくかを尋ねられるので、事前に作成しておいた各カレンダーを指定してインポートしていきましょう。
インポート先を間違ってしまったら…
もし、インポート先のカレンダーを間違って指定してしまい、おかしなことになってしまったら、そのカレンダーを一旦削除してしまいましょう。 そして、新規にカレンダーを作成してまたインポートすればOKです。(デフォルトカレンダーの場合はカレンダー自体は削除されず、予定が全てクリアされます。
移転完了!
うまくいくと、このようにバッチリカレンダーが移行できます。 あとは共有していたカレンダーがあれば、再度そのユーザーを共有設定してあげればOKです。 あ、それと旧カレンダーの共有を解除しておくのも忘れずに!
2011-09-26